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豪の年金・Superと節税

2016.11.05 (Sat)

旅話の途中ではありますが、
これまで話していたお金のことについても、
忘れる前に書いておこうと思います

今回は、老後の蓄えとは切り離せない年金制度に関して。

retireat55.jpg



オーストラリアの年金制度には、
税金を財源にしたAged Pensionと
積立金を財源にしたSuper Annuasion
の2種類があります。

Aged Pensionは社会保障的な制度で、
主に低所得者を対象に、老後最低限の生活保障をするもの。
オーストラリア国民と、累計10年以上(うち最低5年連続で)居住している永住権保持者が対象です。

これは恐らく日本で言うところの老齢年金にあたるものと思われます。

ただ一般的に、老後の年金が話題に上る場合、
Superを指していることが多いので、
今回は、個人での年金の積み立て&運用ができるSuperの話をしたいと思います。

オーストラリアでは、雇用主が給与の9.5%をSuperとして積み立ててくれます。

所属が政府関係の場合、これの拠出金が12.75%になるので、
移住以来QLD州政府機関で働いているハズさんの場合も、
雇用主側が給料の12.75%を拠出してくれていることになります。

加えて、7年前の入社以来、個人負担で5%をここに上乗せし、
17.75%を積み立てています。

分かりやすい数字を例に、収入が10万ドルとした場合、
17.75%だと毎年1万7,500ドルをSuperに積み立てている計算になります。

これまでの7年間で積み立てた額と私たちの現在の年齢を考えた時、
今のペースでは、55歳で引退するまでに老後安心して暮らせるだけの額には追いつきません。

そこで、Super上乗せ額のアップを検討することにしました。

superpiggy.jpg

オーストラリアでは、Superの拠出に対していくつか優遇措置があります。

その1つが、拠出額に対する税制上の優遇。

オーストラリアの税制では、収入が8万ドルを越えると、
課税率が32.5%から37%にぐんと増えてしまいます。

SuperをSalary packagingなどを利用して課税前収入から上乗せすると、
その拠出額に対する税率は15%での課税となります。

つまり、収入が10万ドルの例で言うと、
収入のうち2万ドル分をSuperの拠出に当てた場合、
本来なら2万ドル×37%=7,400ドル課税されていた所を、
2万ドル×15%=3,000ドルで済む事になります。

要は、Superに拠出することで、2万ドルの老後資金を確保しつつ、
差額分の4,400ドルも節税できてしまう有り難い優遇措置なわけです。

それなら2万ドルと言わず、Superにもっとお金を投入しよう!
と考えるのが人間の性というものでしょうか?笑

さらにその下のタックスブラケット(3万7千ドル)まで拠出すれば、
8万ドルー3万7千ドル=4万3千ドル、
4万3千ドル×32,5%(このブラケットの課税率)=1万3,975ドル
4万3千ドル×15%(税制優遇の課税率)=6,450ドル
するとこの差額が1万3,975ドルー6,450ドル=7,525ドルとなり、
大幅な節税ができる計算になります。

倹約生活を心がけている私たちには夢のような優遇措置!

なのですが、実はSuperの税制優遇には上限があって、
50歳までが年間3万ドルまで、
50歳以上でも3.5万ドルまでしか積み立てられず、
しかもこの額を越えると、最大課税率の49%が課せられるそうです。
それに、この上限も来年度からは2.5万ドルになるという話。

さらに、この上限には雇用主の拠出額も含まれるので、
実際に個人で積み立てられる額はそう多くはありません。
なので、生活費以外の全てをSuperに注ぎ込もう作戦!・・成らず。

それでも、この優遇措置自体を利用しない手はないですよね。
ということで、我が家では、今年度は頑張って満額の3万ドルをSuperに入れる方向で予算を組みました。

次に、ワイフの年金に関して。

今現在、ワイフは年収3万7千ドル以下の低所得者に分類されるので、
いくつかの優遇措置を利用する事が出来ます。

そのひとつがハズさんからワイフへの年金拠出。
これをすると、3,000ドルを上限に18%の税金優遇があり、
タックスリターンの時に、3000ドルの18%=540ドルがタックスオフセットされます。

それから、500ドルを上限に、個人拠出1ドルに対して50セントを政府が出してくれる制度もあって、
1000ドルの個人拠出をすると、500ドルを政府が上乗せしてくれる制度。
リターン率50%・・・なんて太っ腹!

この他にも、Superの積立額を増やすために、
ワイフへの拠出以外にも課税後の収入からの拠出など追々やっていきたいことはあるのですが、
現在の収入と生活費のバランス、ホームローンの返済を考えた時、
現状ではこの辺が現実的な積立額かなと。

以上がSuperと節税に関して調べて来た中で、
自分達に当てはまりそうな方法でした。

もちろん他にもいろいろ節税テクニックや税制上の決まり事はあるのですが、
高所得者対象など私たちには当てはまらないものだったり、
来年度からまた税制も変わるようなので、
引き続きATOのサイトをウォッチしていきたいと思います。

そして、当面はホームローンの返済に全力投球し、
ローン完済の暁には、次の段階に進むべく、
本格的にファイナンシャルプランナーに相談してみたいと思います。

では、次はまた豪州最北端の旅の続きで。



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テーマ : オーストラリア - ジャンル : 海外情報

19:40  |  マネー虎の巻  |  Trackback(0)  |  Comment(2)

コメント

配偶者が無職の場合

初めまして、

年金のことを調べていて、こちらのサイトにたどり着きました。

早速ですが、配偶者が無職の場合、

・3,000ドルを上限に18%の税金優遇
・1000ドルの個人拠出をすると、500ドルを政府が上乗せしてくれる制度

を利用できるのでしょうか。

よろしくお願いいたします。


kazu |  2016.11.05(土) 21:56 | URL |  【編集】

Kazuさんへ

はじめまして。コメントありがとうございます!
お返事遅くなってしまい申し訳ありません。

Tax Agent Services Act 2009 (TASA)のルールにより、私たちのような専門外の人間はご質問いただいた内容にお答えできないので、代わりに私たちが参考にしたATOのサイトを貼っておきますね。ご参考までにどうぞ。それから、私たちも将来的には考えているのですが、資格を有したアカウンタントやファイナンシャルアドバイザーに相談してみるのも良いと思います。

・3,000ドルを上限に18%の税金優遇
https://www.ato.gov.au/individuals/income-and-deductions/offsets-and-rebates/super-related-tax-offsets/#taxoffset

・1000ドルの個人拠出をすると、500ドルを政府が上乗せしてくれる制度
https://www.ato.gov.au/individuals/super/in-detail/growing/super-co-contribution/?anchor=Eligibilityforthesupercocontribution#Eligibilityforthesupercocontribution

Happy Saving e-68
ハズ&ワイフ |  2016.11.08(火) 17:22 | URL |  【編集】

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