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豪市民権の取得

2013.08.18 (Sun)

オーストラリアに4年住むと、市民権を取得することができます。
(うち最後の1年は永住ビザでの滞在が原則)

市民権とは何かと言えば、豪国籍の取得であり、
豪国籍の取得が何を意味するのかと言えば、
選挙権が与えられ、オーストラリアのパスポートが持てるようになり、
豪国籍が必要な職に従事できるようになります。

もちろんこれは任意なので、申請するもしないも本人次第。
イギリスやアメリカのように二重国籍が認められている国から来た人たちの中には、
この時を心待ちにしている人も多くいるみたいですが、
日本のような二重国籍が認められていない国から来た人たちにとっては、
豪国籍の取得=日本国籍の放棄、になるので、
好んでこの市民権取得の道へ進む人は少ない印象です。
(実際、豪国籍の日本人にはまだ会ったことがありません)

二重国籍が認められてない国の人の中には、
バレなければ良いと、非公式な二重国籍を楽しむ人もいるようですが、
最近は空港でのチェックも厳しくなり、
時には日本入国の際に国籍の選択を迫られる、なんて事もあるようです。

とりわけオーストラリアでの暮らしは、永住権さえあれば困ることはありません。
日本のように貧困や紛争で厳しい状況に置かれているわけでもなく、
国籍が理由で入国できない国が多いわけでもなく、
一見、好きな時に好きなことができる自由で平和な国からの移民にとっては、
わざわざ国籍を放棄してまで豪国籍を取得するメリットなど、
正直無いに等しいと言っても過言ではないのかもしれません。

選挙に至っては、投票に行かないと罰金(20ドル?)も課せられますしね。。

私たちも、移住当初は市民権なんて考えもしなかったし、
考えるようになってからも、こんなにすぐ取るつもりはありませんでした。
ハズさんは、職場柄じれったい思いをすることもあったようですが、
私は特に急ぎたい理由もなく。

ただ、この国に骨を埋めるかどうかはさておき、
時とともにここは私たちにとってのホームになってきたし、
現地の環境に馴染めば馴染むほど、
この国の政治に参加しないのはなんだか不自然な気がして、
むしろコミュニティの一員として、
この国の行方に自分たちの一票を託したいと思うようになりました。

結構な数の知り合いからも、市民権の取得が年々難しくなってきている、
という話は聞いていたので、タイミングを見計らっていた部分もありましたが、
しばらく日本に帰れない事情が出来てからは、
日豪さまざまな側面から自分たちの将来を真剣に考え、
日付が今年に変わる時に、市民権を申請したのでした。

この決断に迷いはなくて、むしろ自然な流れだったと感じています。

老後は日本に戻りたいとか、
日本国籍は保持しておきたいとか、
子供に二重国籍を与えたいとか、
そういった思いもないですしね。

万が一、億が一、いや、京が一にも、
ダーリンの身に何かが起きたとしても、
これは変わらないと思います。

市民権を取得したからといって、
今後一生日本に入国できなくなるわけではないですし、
これまで通り日本行きのチケットを買えば、
最大で3ヶ月は滞在できます。

市民権を取得したからといって、
家族兄弟親戚との縁が切れるわけではないですし、
何より、私たちが私たちであることに、変わりはありません。

これはあくまで私個人の考えですが、
国籍というのは、たまたまその人が生まれ、出生を登録された国であって、
それが個人を定義するものではないと思っています。
育った環境が自身の性格形成に大きな影響を与えているとはいえ、
それはアイデンティティ(自分が自分である証)であって、
ナショナリティ(国籍)ではありません。

そして、人が生きて行く上で大切なのは、
アイデンティティではないかと思っています。

日本で生まれ、日本で育ち、100%日本人の血を引きながらも(多分)、
日本文化、アメリカ文化、オーストラリア文化、様々な体験してきた今、
脳内は完全なる混合種であり、これが今の私たちの姿です。

良いとか悪いとかではなく、ただ、そういうこと。

青い海を眺めては、
澄んだ夜空を見上げては、
そんなことを良く考えます。

私たちは、国があって、個人があると思いがちですが、
本来は、個人が集まった集合体として国があるわけです。
そう考えると、個人は国に縛られているわけではなく、
自分なりの自由を自分の手で掴めるということ。
この市民権取得は、もしかすると、
そんな私たちの根底にある思想を、
私たちがが私たち自身に対して証明したかったのかもしれません。

まぁその結果、違う集合体の一員になることに変わりはないのですが・・。

市民権を取得したからといって、
給料が上がるわけでも、暮らしが華やかになるわけでも、
急に英語力が向上するわけでもなく、
明日も昨日と同じ今日ですが、
1日1日を私たちらしく、華やかな心で過ごしていきたいと思っています。

これからも、そんなハズ&ワイフをよろしくお願いします。

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ブリスベン良いとこ一度はおいで。

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テーマ : オーストラリア - ジャンル : 海外情報

タグ : 市民権 オーストラリア

13:00  |  市民権取得  |  Trackback(0)  |  Comment(4)

コメント

おめでとうございます!

オーストラリア(ブリスベン)暮らしが気に入っての決断…ということのようで…おめでとうございます!

記事の中で書かれているアイデンティティーの話はおっしゃる通りだなと思います。国家間の垣根が低くなっている現在、住みたい国、仕事のある国、生活費の安い国…と自由に国をまたいで生活することはこれまで以上に一般化していくでしょうし、国もある程度それを認めていくような方向に動かざるを得ないのでしょうか。

私は(残念ながら)直近での動きはホールドとなりましたが、自由に好きな環境で暮らすための努力・準備は続けていこうと考えています。

お二人の生活が、これまで以上に楽しく、実り豊かになることをお祈りしております。
keisuke |  2013.08.18(日) 17:39 | URL |  【編集】

外国人

国籍取得、おめでとうございます。
(と言っていいのかな。)
実は、わたしも昨年オーストラリア国籍を取得しました。
ゴールドコーストに20年以上住んでいます。
永住権で充分と思ってましたが、ちょっとした事情で取ることにしました。
で、日本って、外国人が銀行口座を新たに開設できないんですよね。
空港では、いちいち指紋を採取されるし、
インターネットカフェも利用できなかったり、
外国人に優しくない国なんだと知ることになりました。

ま、オーストラリアは、地震も津波もないし、原発もないし、PM2.5も飛んでこないし、住みやすい国ですよね。
外国人にも優しいし。
選挙も近いし、早速市民権行使ですね。
ちりとて |  2013.08.26(月) 20:53 | URL |  【編集】

Keisukeさん

ありがとうございます!ブリスベンでの暮らしが気に入っているのはもちろんですが、日豪の社会現状や将来像、仕事や余暇、子育てなど、いろいろな要素をもとにからはじき出した結果といったところでしょうか。

国家間の垣根が低くなってきているが故に、国民が外にでることを善しとしない保守的な態度を取る国もまた存在するので、そんな中で自分たちが望むようになったことは、とても良かったと思っています。

Keisukeさんも、ご自身がしっくりくる環境に移れるタイミングが早くくるといいですね!応援してます(^^)/
ハズ&ワイフ |  2013.08.29(木) 14:22 | URL |  【編集】

ちりとてさん

ありがとうございます!ちりとてさんも豪国籍取得されていたのですね!しかもゴールドコーストに20年以上もお住まいだなんて、私達以上に思うところがあったのではないかとお察しします。ちりとてさんの仰る通り、オーストラリアは危険の少ない住みやすい国ですよね。

それにしても、日本が外国人に優しくないというのは聞いていましたが、本当にちょっとしたことがいちいち不便なのですね。。行く際は心の準備をしっかりとして行きたいと思います(^^;)

来月には早速市民権を行使する気満々だったのですが、どうも雲行きが怪しくなってきてしまいました。選挙デビューできると良いのですが!

ハズ&ワイフ |  2013.08.29(木) 14:39 | URL |  【編集】

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